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~南サンドリア〔S〕~
いつもの庭で、いつものように、作戦会議。 ただ、団長であるエグセニミルがここんとこずっと不在らしい。 それだけでも暗澹たる気分なのに、このお遊び騎士団にはそのシラヌスの弟までいることがわかった。Machegue(マシェーグ)って名前。兄弟の罪のないやり取りになおさらウボァーだ。 さて、エグセニミルの身になにかあったのかと心配し、今度顔を見たら文句言ってやる! という流れになったところへ本人が現れた。 前回の「ちいさな勝利、ひとつの決意」で言ってたように、アルフォニミルさんについて戦場へ行ってきたらしい。で、本隊であるアルフォニミルさんは一昨日のうちに帰還したが、しんがり部隊のエグセニミルは今戻ったと。 戦場に対する子供っぽい期待を含んだ問いかけに、「戦場は……戦場は……」と言葉が出ないエグセニミル。ビスティヨが「……まさに地獄、といったところでしょうか」と引き継ぐが、おそらくその通りなんだろうな。 本物の戦場で子供は足手まといにしかならない、だから騎士団は解散だと宣言し、去ろうとする。自身は父と共に西へ、いつ戻れるとも知れない遠征に行くという。 この騎士団を始めたのはお前だろうとか大人たちだけには任せておけないとか自分達を置いて遠征だとふざけるなとか、不満を大爆発させるラーアル。最終的に「……いや、もういい。エグセニミル……君はもう、大人になったんだから……身勝手でいつも言い訳ばかりしてる僕らの大嫌いだった大人になったんだ!」なんぞと、もういいとかいいながら少しもよいと思ってなさげな発言に至った。先制で決別の言葉をよこしてくるとは、やっぱ子供だな。 エグセニミルも「お前なんかに、オレの気持ちがわかるもんか!」と決別の言葉をぶん投げ返す。反撃しちまうあたり子供なんだよな。しかたないよな、子供なんだから。 あとはラーアルがエグセニミルを殴って、エグセニミルが改めて騎士団解散を宣言して終了。 エリチェンしてから、再びいつのも場所へ。 ジャリ共の他にアルテニアが来ていた。エグセニミルはもう遠征に出発してしまうらしい。その見送りに来てもらおうと、騎士団もどきを呼びに来たと言ってた。あと、エグセニミル属する赤鹿騎士隊はタブナジアに行くとのこと。タブナジアか~、あぁ最悪だ。この時既にオークに包囲されつつあるという話だが、闇王討伐の囮に使われる予定のあのタブナジアだ。エグセニミルは現代に生き残ってるが、もうそれについてはあんまし当てにならんからな~。 アルテニアが去った後、見送りには行かないと言い出す副団長。「あいつは僕らの騎士団を捨てたんだ。見送りなんて……行く必要あるもんか」だそうです。……同じ騎士団でなきゃもうどうでもいいんデスカー? ただそれだけのつながりだったんデスネー。 いや、そうじゃないことはわかってる。でもさー、お友達は戦場へ赴くんだぜ。そうやって意地で決別を叩きつけ合ったまま死に別れでもしたら、後悔で寿命がマッハになるぞ。この期に及んでまだ、無意識に次の機会があると、必ずまた会えると、思ってるのか? ラーアルの行かない発言でみんな行かないことになった。なんか俺も“行かない”に賛成ってことになってるし~。それじゃだめだろ、反対しろよ俺!! くっそー、だめな大人だ~。 なぜかちゃっかり見送りに来ている俺。「さすが、オレらのエース。一番のりだぞ!」と言った後、「騎士団はもうないんだったな」とエグセニミル。さらに「あれでよかったのかな?」と気弱になって、「なんでもない。忘れてくれ」と虚勢を張る。 役立たず棒立ちの俺に代わってアルテニアが、「絶対に、あなたも生きて帰ってくるのよ」とエグセニミルを抱きしめる。そうして見送った後、「もう、二度と会えない気がするの」と不吉この上ないことを言ってくるアルテニア。えぇ~、勘弁してくださいよー。 名前だけ騎士団のいつもの場所にいると、ロンジェルツ教官殿が現れて好きにまくし立てて帰っていった。 オーク戦車が取られたらぼくらの基地がなくなっちゃう;; てわけで、もう一輌外見だけ同じものを作ってそれを差し出そうということになった。ラーアルがいきいきとメンバーに役割を振り分け、「もう、裏切り者のエグセニミルなんか、僕らに必要ない。僕らの基地は、僕らの力で守るんだ!」と気勢を上げる。ぬえいこの意地っ張りさんめ。そうやってへんなレッテル貼って拘ってるうちはまだまだなんだよ。 ここまでの騎士団気取り団メンバーの反応を見てみると、エグセニミルの解散宣言の受け止め方にわりと温度差があるようなかんじだよな。基本的にみんな騎士団ごっこが有意義だと思ってるのはおなじだろうが、ラーアルは反発しまくり。 ビスティヨは戦場というものの現実を、他の子供達よりはわかっていそうでなにか思うところがあるくさい? ロロンとシラヌスは行く道が違っても友達は友達と素直に思ってるように見える。集団の和を乱さない程度に行動を合わせているだけで。 マシェーグは兄とその場のノリに忠実か? 弟ということはシラヌスよりいくつか下なんだから、幼いのは当たり前だな。 無事にはりぼて戦車が組み上がって、「エグセニミルがいなくたって僕らは立派に作戦をやり遂げることができるんだ」。ラーアル、しつこい。拘りすぎだってば。 そこへ教官殿とヴェラニスさん(教官殿の部下)が来たため、戦車の中のビスティヨを残して全員逃亡。 そのビスティヨが2人の会話を立ち聞きし、 ◆戦車が気になるので、教官殿たち鉄羊騎士隊はガルレージュに向かう。 という情報を得た。 とりあえずはりぼてで教官殿の目をあざむけたことを作戦成功、と盛り上がる半人前騎士団。 ラーアルが調子に乗って今の少年騎士団(仮)を解散、「鷲獅子騎士団」として再結成すると高らかに宣言する。鷲獅子(グリフィン)はサンドリアの国章になっている聖獣。畏れ多いにもほどがあるな。 要塞では今、国の存亡を左右する大きなことが起きようとしているが、それを教官殿のようないい加減な騎士に任せておけない。「だから僕らが少年を捨てて大人の騎士になるしかないんだ」だってヨォォォォォォォォォォ……… ジェットストリームぷぎゃー!!! おーっと危ない、教官殿を“いい加減な騎士”呼ばわりされてカッチーンと来てしまった。 Be Cool, Cool...! で、その騎士団的な何かの団長にはラーアルがおさまり、ガキ共総出でおおもりあがりしました、まる しんせいきしだんふうみ だんちょうのさいしょのめいれいは、「鷲獅子騎士はガルレージュ要塞に急行。ロンジェルツの目的を調べるんだ!」でした。みかたをていさつしてどうするんだとおもいましたが、おれに はつげんけん はありません。 なんだか非戦闘要員らしいロロンとビスティヨは居残り。ロロンなんか「城主」などと祭り上げられ丸め込まれてた。もはやこの歳で、ラーアルから中間管理職のにほひがします。 PR ![]() ![]() |
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